弊社(株式会社チェックイット)が大切にしていることは『みんながHAPPY♪』です。
SMART TRAVELERをご利用いただく旅行者や旅行会社、洗濯をお願いする街のクリーニング店、旅行先の国や地域、SMART TRAVELERに携わる人、そして社員や家族、みんながHAPPYになることです。
タビアトの荷解きが大変という旅行者は4人中3.5人(注1)。
旅行から帰宅して、大量の洗濯物を見た瞬間に、非日常から一気に日常に呼び戻される経験をしたことがありませんか? 我が家は毎回そうでした。
タビマエとタビナカは、家族で幸せな時間を過ごせていましたが、最終日はいつも心が沈んでいました。『楽しい旅行が終わる』ということもありますが、非日常から日常生活に戻るために越えなければならない旅の代償が大きな負担でした。
旅行から帰る直前に、旅行中の衣類を無理矢理パッキングし、入らなかったお土産は手荷物として疎ましく、(時には)受託手荷物の制限を超え追加代金を支払うこともありました。帰宅後は、楽しかった旅行の代償として、疲れた体で旅行中の溜まった衣類を、何度も洗濯機を回し洗濯をする。我が家はそんなタビアトで旅行を終えていました。
※1 株式会社チェックイットによる旅行会社での店頭アンケート。アンケート有効回答数(N=310)
ピーク時から半減
SMART TRAVELERで洗濯をお願いするのは、街のクリーニング店です。
クリーニング業界の市場環境は、ビジネスシーンのカジュアル化やリモートワークの普及、繊維や素材の発達により家庭で洗える衣料が増え、市場規模がピーク時の約半分まで落ちています。(逆にご家庭での洗濯の負担が増えています。)
また、クリーニング市場の縮小は下降の一途をたどっているため、新規参入や後継者も育たず、街のクリーニング店の数は減少しています。
本来の素材の風合いに戻すクリーニング師、衣類を傷つけることなくシミを落とすクリーニング師、非効率でも環境にやさしい洗剤にこだわり時間を掛けて汚れを落とすクリーニング師、そんな職人が少なくなっています。
(荷物が増えるため)土産品の購入を諦めた経験のある旅行者は2人に1人(注2)
沖縄県観光振興課は、沖縄土産品を未購入の理由第2位が「土産品が荷物になるから」というアンケート結果を発表しています。(第1位「何度も訪問しているから」)
また、国連世界観光機関によると2019年度旅行者が、世界中の観光地や渡航先に1兆5,000億米ドルの観光収入をもたらし、日本の観光庁は、日本人の旅行者が、海外旅行で購入した土産品の総額は4,200億円以上(注3)と発表しています。
当社は、旅行中の衣類を、旅行先(もしくは空港)に預けることができれば、スーツケースにスペースが生まれ、より多くの土産品を購入することができ、観光地の収入増加に繋がると考えました。
※2 インターネット調査会社によるアンケート結果より。アンケート有効回答数(N=100)
※3 国土交通省観光庁 旅行・観光消費動向調査の2018年年間値(確報)
株式会社CHKiTは、旅行業界に約20年、携わった2人で起業しました。
20年間で、旅行は「旅行者から観光業従事者」「居住地から観光地」「先進国から新興国」と、人とお金の流れを創り、社会からも広く受容される『富の再分配』が可能なビジネスだと気が付きました。
しかし、旅行は「(荷物が多く)移動が大変」「旅は疲れる」「旅の余韻に浸る時間がない」「(スーツケースに入らず)欲しい土産品を諦めた」など旅行の課題や不満もありました。
SMART TRAVELERは、これまでに無かった旅行者のタビアトの負担を取り除くことで、富の再分配はより高まり、地域創生や世界平和に繋がると考えて起業しました。
2018年4月吉日
幸野 鉄也
長田 博志